初めから結論的に断言してしまいますが、もしあなたが日本の競馬、日本の馬券で負け知らずであるようなら、これはもう確実にブックメーカーで賭けをしたほうがよいです。というかそうするべきです。というのも、日本の競馬は控除率が25%程度もあります。賭けに参加した人に還元されるのは残りの75%分に過ぎません。ですから、ごく平均的な賭け方をした場合、比喩的に言えば1勝1敗の成績を続けた場合、1000円のお金は750円になってしまうはずなのです。この状況で負け知らず、つまり常に1000円の元手は1000円を越えて手元に戻ってきているという人は相当のつわものです。これだけ不利な土俵で戦って勝っているのだからです。
ブックメーカーの場合、そもそも土俵が日本の競馬とは異なります。控除率は25%もありません。せいぜい5%、場合によってはさらに低いものです。となると、日本の競馬で1000円が800円程度にいつもなるという人でも、収支がとんとん程度にはなることが想定されます。
競馬で収支がとんとんの人、ましてや競馬で常に負け知らずというような人になると、これはもうブックメーカーで賭けをすると凄いことになるのは間違いありません。単純に考えても、利益が20%上乗せされるようなものだからです。もう競馬をやるのが馬鹿らしくなってしまうかもしれません。そして実際、欧米ではブックメーカーのプロとでも呼べる、それだけで十分に生活していけるような人が数多くいるのです。